沈黙が、私を支える。


by aoinote101

たいたん?たいたん!

 先日、ある日の私のごはんについて書かせていただいたのですが……この中で、メニューを紹介したところ、関西人が「煮物」のことを「たいたん」と表現するので、あえて私は
「京揚げと冬瓜のたいたん
と書かせて頂きました。
            参考までに「夏のごはん」
 かなりこの「たいたん」について引っかかった方がおいでで……「関西以外の人間には通じないのでは?」と心配までしてくださる始末。「え~っ?わからへんの~っ?」と少し心配になりました。写真をつけているのでわかるかな?ということになりましたが…。

 確かに「たく」と打ち込んで、変換しても「炊く」にはなりますが、「煮く」とはでませんね。
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 私がお料理するのに、お手本にしているのは、もちろん母なのですが、次に大切にしているのは、故湯木貞一氏の「吉兆味ばなし」(全4巻)です。
 日本料理「吉兆」の創業者湯木貞一さんが、吉兆のお料理の手の内のすべてを語っているもので、私のバイブルです。この中で、湯木翁は煮ることを「煮く(たく)」と表現しています。
 そして、やっぱり、私も自分で煮いたお料理は「たいたん」としか表現できません。湯木翁は神戸の料理屋「中現長」の長男に生まれ、大阪に「御鯛茶処 吉兆」を開店します。もちろん、懐石を極めていかれるので京都にも深い方でした。だからきっと私の生まれ育った所だけの言葉でもありませんよね。
 ちなみに、ネットで「たいたん」で検索してみても、全国区でも関西風の煮物には「たいたん」と紹介されるようになっています。
 
 だから、私に「タイタン」などという変なニックネーム付けないでねってことが言いたかったんです。
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by aoinote101 | 2005-07-07 13:48 | 日常