沈黙が、私を支える。


by aoinote101

桜と私

梶井基次郎の短編小説「櫻の樹の下には」の中で、
桜の樹が美しいのは下に死体が埋まっているからであるという話が出てきます。
とっても有名な一説ですが、もしかしたら…?
だからこそ、あれほどまでに花を咲かせることが出来るのかもしれないと
妙に納得させられてしまいます。
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日本の神々の中に
瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)と言う女神がいて、
全国様々な場所で祀られていますが、
瀬織津姫は桜と水の神様でもあります。
穢れ(けがれ)を清める神様で、
戦で死んだものが桜の樹の根元に葬られたり、
墓に桜の苗木を植えたりすることは、古くからあったそうです。
桜の樹の寿命も人の寿命に近いのだとか…
そういえば、映画「ラストサムライ」で、渡辺謙演じる勝元が、
狂い咲く桜を前にして死にゆく時、自らの死を「Perfect」と表現したのも頷けます。

瀬織津姫命は、天照大伸(あまてらすおおみかみ)の后神ですが…

古事記&日本書紀では、天照大伸が男神でなく女神になってしまったことから瀬織津姫命が抹殺されてしまっていますが、瀬織津姫命が古事記&日本書紀以前から信仰されていた太古からの神様なのだそうです。

つまり、太陽の神様の対になる神様
夜の神様なんですね。
月読み(つくよみ)なども関係しているようで、なおさら親しみを感じてしまいます。

桜から、日本の女神様のことに触れた織女でした。
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by aoinote101 | 2006-03-28 14:09 | 日常