沈黙が、私を支える。


by aoinote101

お誕生日

実は、元旦からケーキを食べ続けている…
いや、正確には年末から?
         今日のケーキ
                ↓
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元旦のケーキは、お誕生ケーキだった。
母は、元旦に生まれた。

「日本の社長さん」を調査したところ1月1日生まれが最も多かったそうだ。小さな会社から大企業まで「会社」といっても色々だけれど……とにかく、1月1日に生まれた人は「社長」になる確率が高いのかもしれない。
ちなみに、うちの母も実家の会社では「社長」という肩書き……笑。

母は、この日に生まれたことを、ずっとずっと悲しく思ってきたのだそうだ。
昔は元旦にはケーキ屋さんは開いていなかったし、祖母は手作りのケーキを作るような人ではなかったし、元旦には「お誕生日おめでとう」ではなく、「明けましておめでとう」と言われるし、お誕生日のプレゼントの代わりにお年玉をもらう。それは、自分だけでなく兄弟姉妹にも同じように与えられるので、自分にとって特別な日として思えなかったのだろう。

私も少し似たような気持ちだった。
5月5日に生まれた私は、お誕生日と「こどもの日」を兼ねられたところがあった。この日は、弟の鯉のぼりや、兜が床の間に飾られる。端午の節句なのだから…

5月5日のお誕生ケーキを予約したのに、なぜか男の子っぽい砂糖菓子が乗っかっていて、機嫌が悪くなったこともある。その上、絶対にこの日は祝日で学校は休みなので、友人に「お誕生日おめでとう」と言われるチャンスが、とっても少ない。
だから、仲良しだけは家に招いて、盛大にお誕生会をしてもらった。


お母さんなんて、冬休み真っ只中だから、学校のお友達に会うことも少なかったんだろうな…


自分の生まれた日を祝ってもらえないことは、どのくらい悲しいことなのか…


それは、孤独な誕生日を過した人にしかわからないのだと思う。
家族がそばにいても、寂しい気持ちになることだってある。

今は、私達が必死で元旦にバースデーケーキを手配し、プレゼントを持ち寄り、家族でちゃんと母のお誕生会をする。

年をとったら、お誕生日に「おめでとう」はやめようよ。っていう人がいるけど…違うと思うな。

自分がこの世にやってきた日を、嬉しいといってくれる人がいるなら、
何歳になっても「おめでとう」と言われることは幸福なんだ。
たとえ、プレゼントとかケーキとか…そんなものは無くても
この世で一番大切な人にそばにいて「おめでとう」と言われることは、
生まれてきて良かったと思えるくらい幸福なことなんだ。
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by aoinote101 | 2007-01-05 14:20 | 詩・雑感