沈黙が、私を支える。


by aoinote101

私の価値

このところ、何やら勉強らしきことをしていると、
ちらほら書いている“べが”です。メリークリスマス♪

何の勉強か、隠すほどのことでもないので白状しますと、
「司法書士」という資格試験を受けるわけです。受けるからには
「司法書士」になる気ですが、なにか?

私は2009年7月の受験に向けて(ウゲッ!いつだよ、それ?)プログラムを組んだ学校で週2回ほど、夜の講義を受けています。そのうち、これが週3回になるみたいですが、仕事と勉強の両立は、思っていたよりハードです。
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学校の費用も、私にとってはハンパな額でないし、
なにより合格率2.8%という難易度の高さ…
今年も
32,469名が出願して、
合格したのが919名

(T□T;)なんじゃそりゃあ?


思い立ったのは9月のことですが、私はいくつもの学校に行って体験受講して、決心するまで、食事も喉を通らず、眠れぬ夜を過ごして体重5キロ落ちてしまいましたよ…いや、マジで!

さて、「司法書士」って何?って思われる方もあるようで、簡単に言えば、登記手続きしてくれる人というとわかりやすいかも?不動産登記とか、商業登記とかね。

でも、司法改革の後、簡易裁判所の代理権を取れば小額訴訟の代理人(弁護士のかわり)もできるようになったり、そういった法律事務も業としますし、成年後見とか…

う~ん、つまり、なんで私がこの資格を目指すのか?ですが、
(今は、新聞社でヘロヘロとお手伝いしておりますが)
もともと、住宅メーカーで不動産を扱い(そんとき、宅建取得)、その後、法律事務所で弁護士秘書をしたことを考えると、司法書士の業務を不動産取引の面からも、法律事務の面からも見てきたわけです。
そんでもって、それはとっても面白かった。

実は、私は働くことが好きです。

働くということは私にとって、ものすごく深い意味があります。

生活のために働くということを否定しないけれど、
人間って、自分以外の人たちにとって役立っていると感じることが
本当は、ものすごく大事なことなんじゃないかな?って思うんです。

 “労働手段の使用こそが人間の労働の本質であって、
     人間を動物から区別するものは労働である。
        マルクス経済学より”


難しいことは言えないけれど
私は、ずっと「自分には、なにもない」と思って生きてきました。

なぜだかわかりませんが、
「何も持っていない自分は愛される価値がないのではないか?」という不安も持っていました。それは、家族と一緒にいても、誰かに「好きだ」と言われても消えるものではなかった。

 “富や地位は流動的なもの
     戦争が起きたりしたら、あっという間に奪われる
  でも、頭の中の物は誰にも奪えない。だから、勉強しなさい”

これは、日本ユニセフ大使で、タレントのアグネス・チャンがお父様から言われた言葉です。

私が「自分には何もない」と感じていたものは、「誰にも奪えない私の価値」を持っていないからなのかもしれません。それを手に入れたら不安でなくなるのかと言えば、その時にならなくっちゃわかりません。
司法書士になれて、その仕事に自信を持てるようになっても、自分という人間に自信を持てるとは限らないし…。

このところ、学校の帰り道は駅から歩くと寒くて死にそうです。
でも、空を見上げると月が見えたりします。
んでもって、手を合わせてお祈りしてみたりします。
そりゃもう、自分に都合の良いことをお祈りするわけです。

こんな学校からの帰り道を、あと何回繰り返すのだろう?と
ちょっと気が遠くなったり、
本当に自分に合格できるのか疑念に苛まれたり…
そんなふうに、もがいております。

人生は、なんだか長い。
だけど、あっという間に年老いてしまうんだ。
ならば後悔のないように生きたい。
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あのね、

神様が本当にいるのか、よくわからないけれど
もし、いるのなら

将来
何も手に入れることができず、失意と孤独の中で私が死んでも
そのとき、

“手を繋いでくれたらいいな”

って思います。

私の手の中に何もなくても、手を繋いでくれたら
きっと安心して目を閉じることができると思います。
たぶん
それだけが、私の生まれてきた理由。私の価値。
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by aoinote101 | 2007-12-26 17:11 | リーガルマインド